闇を切り裂き、光をもたらすのよ!
スメラギドレッサーズの一巻で、大勢の観客に囲まれて闘うエピソードがありまして、あれがすごい好きなんです。
普通なら主人公は応援される側のはずが、観客は着替えを強要してくる敵意として存在しています。
その上、敵はこれまででもダントツの強さを誇る幹部で、ズタボロにされてしまいます。
それでも、たった一人の友達を守るために闘い抜く。
ああ、これかっこよすぎかよ。
で、これが仮面ライダー555の映画のラストっぽくてすごくいいんですよ。圧倒的アウェーの中、必死に抗う様は中二だった俺の価値観をゆがめてくれました。
スメラギドレッサーズは見栄の切り方や、啖呵など決めるところがいちいち素晴らしいけど、特撮作品に通ずるとこがとてもあったと思う。
さらにドレスごとの特性や裏のかき合いによる緊迫感溢れるバトルシーンは、本当に読んでて楽しくて、ワクワクしてた。
何度も言うけどせめて夏まであればな……