夢成さねば夢のまま

なんとなく、な日々を生きていました。 昨日まで。今日からは…?

人体構成 ~ミュージック~

スマホが逝ってしまったので古いスマホを使っていましたが、画面タッチの挙動がイカレてきてもはやカイロになりかけています。
一応メール受信の為に使っていますが、早くニュースマホ来ないかな。

ということでパソコンからカタカタしてます。
家でパソコンいじる時間がなかなか取れないので、スマホからさくっと書いて送りたいですが、今日はお休みなので試してみます。

もう半年くらい前になると思いますが、『私を構成する9枚』というCDアルバム紹介が流行っていて俺もやりてーなーと思っているうちにもう7月です。
今年も半分終わりました。
早すぎやせんやろか?!



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こんな感じです。
一応、各ミュージシャン一組までで選びました。
音楽のことはまったく詳しくないので、イントロがすきだの歌詞がいいだのくらいしか言えません。

① BUMP OF CHICKIEN*

ええと、うん 大丈夫!
君はまだ 君自身を ちゃんと見てあげていないだけ

過去にも取り上げていましたが、一番大好きなバンド。
それだけにバンプの綴りが今書けなくてショックでした。

okaka-mayoneez.hatenablog.jp

よく中二病だなんだと揶揄されますが、初めてCDを買ったのが中学の時だったので個人的にはあんまり否定は出来ないです。
歌詞が「君は一人じゃないよ、そばにいるよ」と青臭い系なのが大きいのでしょうかね。
誰もが抱く悩み、とまどいを誰にもわかるよう噛み砕いた歌詞にするのは今になっても上手だと思います。
特にインディーズ期の2作は顕著で、「これ俺の気持ちそのままやん?!」となりました。
進学しておこづかいも増える高校くらいから少しづつシングルとアルバムを集め出して、中古もありながらインディーズのLUMPまで集められました。
2500円しました。

上で斜体にした歌詞はリビングデッド収録曲、Endingの一節。
改めて見るまで忘れてましたが、歌詞に!マークがあって、なんかわかりませんがたまらなくうれしくなりました。

どのバンドも大体『一番好きな曲は?』と言われても絞れませんが、バンプはトップ30作るのすら大変です。
今はプラネタリウム。キャラバン。ディアマン。グングニルが好きです。
カタカナばっかだ。

しかしアルバムを選ぶとなると、どうしてもファーストコンタクトが忘れられないので『一番好きなアルバムは?』
リビングデッドです。

アルバムは全10曲(プラス隠しトラック)ですが最初と最後は1分ちょいの小曲なので実質8曲と1stアルバムのフレイムベインとあまり変わりません。
まあ8曲目が2曲分の長さがあるんですけどね。

1曲目のオープニングから結構重めの雰囲気なんですが、次のグングニルは疾走系で曲的にはテンションがすごい上がります。
あのハイハットからのギターはたぶんバンプ史上最も好きなイントロです。
3曲目はベストピクチャー。ベースのチャマが作曲して藤くんが歌詞を付けた曲。そのせいか、若干歌詞が詰まり過ぎな部分がありますが、それが逆に焦燥感を表しているようでいいと思ってます。最近はメンバーの作曲が隠しトラックくらいしかありませんが、また聴いてみたいです。
4曲目の続・くだらない唄はフレイムベインにくだらない唄という曲があり、それの続編。先にこっちを聴いてしまいましたがなんら問題は無いと思います。半分ジョークでの自殺未遂は、10年経って分かるようになりました。
次が5曲目でシングル曲のLUMP。表記が英語だったりカタカナだったりで結構揺れている曲。
歌詞は孤独に震える中で自分との対話。もう一度歩きだす勇気を貰う。
曲もロック然としていて、世間のバンプのイメージを一番表現しているのはこの曲なのかもしれないです。
6曲目はフラッシュで有名になったK。グングニルダンデライオン、ラフメイカーと並んでネットでは割と有名な曲だと思います。俺も黒猫を飼っていたのですが、孤高のきかん坊だったメスネコなので、きっと手紙は届けてくれなかっただろうな。
7曲目はバンプで数少ない公式に言及されたラブソングのリリイ。この曲のAメロで使った歌詞をラスサビでもう一度使う手法は天体観測でもありましたが、俺はこれが大好きです。メロディが違うのに歌詞が当てはまるってすごくないですか?
8曲目は8分超えの大作EVER LASTING LIE。意味は『とても長い嘘』らしいです。
曲中での時間が人間の一生分くらい経過して、その長さを表現するために間奏を長くしたそうですが、実に2分近く続きます。
最初は聴いてて「いつ終わるんだ?」と不安になりましたが、作中の人物と期せずしてリンクしていたのかも。
のちにアウトロで4分近くの曲が生まれますが、こっちは間奏のフレーズがほぼ同じで続くので一層不安になります。
9曲目はグロリアスレボリューション。グングニルと同じハイハットから始まり、なんとなく長い旅の終わりって感じですね。
歌詞がこれまでよりも聴き手を鼓舞する方向にシフトしていて、ランプ以外でシングルにするならKかこれでしょうね。
そして10曲目エンディング。ここの語り手は実はラフメイカーであると聞いたときはおー!となりました。
さらにオマケとして、バンプのCDではほぼついている隠しトラックがあります。本編終了後、15分以上過ぎると聴けます。
曲の中身はただひたすらギターのヒロ(ホセ・ニッケ・ジョルノ)をいじり続けてます。最初聴いた時は意味が分からず聴いてましたが、今でも意味が分からないままニヤニヤして聴いてます。

こうしてちょいちょい解説しながら書いてくと時間がいくらあっても足りませんね。
次から省略します。


② THE BACK HORN*

夢見る凡人 迷惑な奴でごめんなさい
ぶっちゃけ本当は 悩んでいる振りがしたいだけ

大学四年の頃、就活したくなくて夜な夜な俳諧して遊び歩いていたとき、よくゲーセンで時間をつぶしていました。
そこで稼働間もないリフレクビートをして見た時に、なんとなく選んだのが罠でした。
バックホーンの名前は知っていましたが、聴いたことがなかったので「すげえロックな曲だなー」と思いベストを聴いてみてうおーとなり、アルバム曲も聴いてみようと借りたヘッドフォンチルドレンを聴いて完全にドハマりしました。
重々しく扉が開いていくかのような一曲目からの2曲目、人生複雑骨折が特にヤバかったです。
バイオリンかよ!と思ったキレキレのリフが俺のツボを突きまくりで、問答無用でテンションが上がります。
更にそこからのコバルトブルー。これずるくないっすか?
これで就職もうまくいけば綺麗に終われましたが、そんなオチは無いです。
上に上げた歌詞も運命複雑骨折の一節です。
パッパラとか上海狂想曲とか勢いあり過ぎな曲からヘッドフォンチルドレン、キズナソングとゆっくりな曲も素晴らしい。
バックホーンの名盤と言えば1stの人間プログラムがよく上がりますが、俺的にはこのアルバムがぶっちぎりトップです。

③ スピッツ*

見慣れたはずの街並も ド派手に映す愚か者
君のせいで大きくなった未来

中学生の頃、母さんが「もっと色んな音楽でも聴いてみたら?」とプレゼントされた何枚かのアルバムの中にあったのがインディゴ地平線でした。
それまでバンプばかり聴いていたんですが、スピッツを聴くようになってから色んな人の曲を聴こうと思わせてくれました。
これ以外もいっぱい聴きましたが、多分インディゴ以外を最初に聴いてもハマらなかったんじゃないかと思います。
それくらいこのアルバムとの親和性が高かったです。
とりわけ初恋クレイジーが好きです。スピッツの曲はふとした時にすごく聴きたくなりますが、これはいつでもどんな時でも聴きたくなります。
こんな幸福感あふれる曲はバンプに無かったので、それもあったのかも。
上の歌詞は収録曲の初恋クレイジーから。
なぜかもらったアルバムに歌詞カードが無かった為、数年来歌詞を耳コピで覚えていました。
花泥棒なんかはほぼ元の歌詞とニアミスすらしないくらい聴きとれていなかったです。


④ Mr.Children*

滞らないように 揺れて流れて
透き通っていく水のような 心であれたら

高校の頃、友達と行ったカラオケで誰かが入れた名もなき詩でみんなが盛り上がっている中、俺だけ知らなくて盛り上がりきれなかったことがありました。
それでベストを借りて聴いてみたらそれのいいのなんのって。
俗に言う肉・骨ベストは両方借りましたが、当時は肉ばっか聴いてました。
そうして好きになってから最初にリリースされたのがSUPER MARKET FANTASY。
年間2位の売り上げを記録したHANABIを筆頭に小粒大粒が立ち並ぶカラフルなアルバムで、正にスーパーマーケット状態です。
大量生産されるものの中でも奇跡的な内容の傑作は作れる。そういう意味のタイトルだと思っていて、それを実際に引き起こしたと言えるでしょう。
HANABIの切ない透明なイントロはミスチルの中でも指折りの一品です。
上の歌詞はそのHANABIのCメロ部分。
バンプミスチルも、Cメロが素晴らしい曲が多いですが、中でもこの曲は珠玉の出来。HANABIは歌詞、メロディー共に良く、本当に掛け値無しの名曲です。


⑤ ユニコーン*

すばらしい日々だ 力溢れ
すべてを捨てて 僕は生きてる

親がTSUTAYAで借りてきたベストアルバムを聴いてハマったバンド。これが奥田民生か!と驚くくらい若々しくエネルギッシュであっという間に虜になりました。
大迷惑やおかしな二人、人生は上々だなど、3rdの服部出した頃が脂乗りすぎです。
他に上げた8枚はベストを選ばないようにしましたが、ユニコーンはこれのインパクトが強すぎて他が選べなかったです。俺が聴いてきたベストアルバムの中でも、本当にベストって感じがする一番のアルバムです。
その頃は解散していて、ライブとか聴けないの悲しいなーと思ってたら二年後、まさかの再結成。
単独ライブはまだですが、ライジングサンで生ユニコーンが聴けました。ここで上げたミュージシャンの中で、ほかにライブで聴けたのはストレイテナーバンプだけです。
歌詞はすばらしい日々。2003年くらいのロキノンジャパンに載ってた奥田民生へのインタビューで、この歌詞について『捨てたのなら、また拾えばいい』というニュアンスの言葉を述べていて、なんだかグッときました。


⑥ B'z*

相乗効果でヨクなろう
同じベクトル持った 僕ら無敵

俺のおばあちゃんが好きで、よく掃除機かけながら聴いていました。それで聴いてたベストを借りて俺も聴くようになりましたが、一番聴いたアルバムがACTIONでした。曲数が多い割に聴きやすく、かといってクォリティーも一定以上あるB'zの入門としては中々のオリジナルアルバムだと思います。世間的にはMAGICが選ばれるでしょうが。
一心不乱や、黒い青春がお気に入りです。
歌詞はSUPER LOVE SONGから。
ベクトルはともかく、相乗効果を歌詞に使うセンスは唯一無二でしょう。
ultra soulSUPER LOVE SONG。あとHYPERが入った曲はいつ出来ますか?


⑦ RADWIMPS*

もう決めたもん 俺とお前50になっても同じベッドで寝るの 手と手合わせてたら血も繋がって一生離れなくなったりして こんな夢をいつまでも見よう醒めなければいいってことにしとこう 醒めるから夢と呼ぶんでしょう? っていうなら他に名前つけよう
君と書いて「恋」と読んで 僕と書いて「愛」と読もう そうすりゃ離れそうもないでしょう? いつかそんな歌作るよ

3rdが出た後くらいに妹がドハマりしてたのを冷めた眼で見ていて、薦められても特に興味を持っていなかったのですが、ラジオで流れてきたふたりごとを聴いて興味がわき、続いて有心論、いいんですか?を聴いて一気にハマりました。
歌詞の多さとそれを流暢に歌うボーカル、爆音で音の洪水を奏でる楽器隊と、今のロキノン系ロックバンドの流れを作ったのはラッドだと思います。
バンプと似てると良く言われてますが、個人的には結構真逆ですね。
歌詞は切るところが分からなくなったので、あそこらへん全部入れました。
全体的におかずのごはんは粒揃いで、よく3rdの無人島と同じ年に発売出来たとビビります。


⑧ ストレイテナー*

ROCKSTEADY

テレビ東京系の音楽番組、ジャパンカウントダウン
バーサーカーチューンを見てからTSUTAYAに行って、レンタルコーナーで試聴したのがEarly Yearsでした。
上の歌詞にも書いたROCKSTEADYの初聴のインパクトはちょっと例えようもなくて、一発で心臓が掴まれるというか、もう後にも先にも試聴でこんなに興奮することは無いだろうと思います。
というか、このROCKSTEADYにハマりすぎて他の曲が全然聴けませんでした。色々聴くとリニアやtitleが好きになりましたが、やっぱりこの曲は特別素晴らしいと思います。3人体制でも4人体制でもなく、このROCKSTEADYが一番です。


⑨ 岡崎体育*

気に入っている歌詞を画面いっぱいに張り付けて
感受性揺さぶれ

今年聴いたアルバムで一番聴いてると思うので入れました。
スマートニュースの記事でMUSIC VIDEOが取り上げられたがきっかけで聴き始めました。ああいう真面目にふざけた曲が大好きなので、これからもやってほしいですね。しかも俺と同い年らしいので、頑張ってもらいたいですね。
歌詞はMUSIC VIDEOから。あるあるですね。
無意味に分身するよねー。


ここまでの記事を書くのに二週間!時間で言うと12時間くらいかかってしまった!
壊れたスマホも新しくなりました!
スピッツのアルバム発売までに間に合ってよかった!
ウェーイ!

今度は漫画でやるぞー!